カラーミーにブログ記事を埋め込む方法と、ブログのドメイン(SEO)について解説します

昨今のネットショップは情報発信も重要で、そこからファンがついたり、検索順位が上がったりして、ショップがにぎわってきます。ニッチな商品を販売しているときは、力を入れたいところです。

ということで、SNS以外にブログをやっている人も多いと思いますし、やりたいなぁと考えている人も多いでしょう。

今回はカラーミーショップを運営しつつ、ブログも開設する場合に、重要な2つを解説します。

  • SEOを検討したドメイン
  • 埋め込み方法

ブログのSEOを最大限生かす

ブログで情報発信をしているからには、SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)は切り離せない内容です。

たとえば、「shop.your-shop.jp」と「blog.your-shop.jp」はサブドメイン違いで、2サイトを運営していることになります。これらは別々に評価され、SEO面では有効ではありません。
できることなら、ネットショップとブログのドメインをそろえておくほうがよいです。

カラーミーショップで同じドメインで運営する方法は以下の3つです。

カラーミーWPオプション

カラーミーWPオプション」アプリを追加します(月額 5,500円・税込)。
ブログは、「your-shop.jp/apps/note/」というサブディレクトリで運営できます。

アプリ追加すると、WordPressをインストールしたサーバーを使わせてもらえますので、自分たちで用意する必要はありません(テーマを入れたりサイトを整えたりは必要)。
ドメイン統合に比べるとWebサーバーを借りたりしなくてよいので、自分たちで行う作業が少なく、手っ取り早いですね。

動画にはSEOの解説もされていましたので、サブドメイン・サブディレクトリがSEOにどういう影響を与えるのかわからんな、という人は参照してください。

動画では、埋め込み方法として無料の忍者画像RSSツールを使って行う例を紹介しています(無料なので小さい広告リンクが付きます)。参考になります。

カラーミーのフリーページを使う

「費用が高いなぁ」って人は、カラーミーショップのフリーページを使って記事を書きましょう。
ただしフリーページは、ブログ記事を書くための細かい機能が用意されていませんので、記事作成しづらいのが難点です。
ショップドメイン直下に記事を置けますので、SEO的にはばっちりです。費用面でも一番安価

カラーミーショップで作り込むことで、記事一覧を作ったり、トップページへ最新4件の記事を埋め込んだりもできます。

カラーミーに記事を埋め込みたい

ブログを作成しリンクを張るだけでなく、カラーミーショップのトップページに埋め込んだりしたいですよね。
iframe(HTML)を使ってもよいですし、ブログのRSS経由で埋め込んでもいいです。

上で紹介したカラーミー公式のYoutube動画では忍者画像RSSツールを使って、埋め込んでいました。こういう無料のサービスを探してもよいでしょう。

iframeを使って、カラーミーへ埋め込む

WordPressでは固定ページで埋め込む用のページ(ヘッダー、フッター、サイドバーがないシンプルなページ)を作って、そのページをカラーミーショップに埋め込むことになります。

埋め込む用のシンプルなページを用意する必要があります。これが手間で、WordPressに慣れてないとむずかしいです。

WordPress以外の場合は、シンプルなページが作れないこともありますので、向いていません。

iframeは他サイトのページが簡単に埋め込める反面、表示が遅かったりするデメリットもあります。

iframeの埋め込みは別記事を書いていますので、参考にどうぞ。

ブログのRSSフィードを取得してカラーミーに渡す

ほとんどのブログで、ブログの更新情報をRSSフィードを配信していますので、多くのブログでこの方法が使えます。

RSSフィードには、日付、記事タイトル、画像URLなど、記事の更新情報が含まれています。
これを切り出して、カラーミーへ送信します。Webサーバーが必要です。

RSSフィードに広告が入っている場合、件数が少ない場合、画像URLがなくてサムネ表示ができない場合などもあり、この方法が向いていない場合もあります。

非同期な処理のため、iframeより読み込みが重く感じない点が良いです。
以前記事を書きましたので、参考にどうぞ。

おわりに

ブログを作成して、リンクを張るだけでなく、SEO面で有利なドメインになる設置方法や、埋め込み方法についてみてきました。一長一短ありますので、費用や作業の複雑さで検討することになります。

理想は、ネットショップとブログのドメインをそろえておくことですが、どうしても無理な場合もあります。
リンクを張って、行き来しやすい作りにして、互いに流入を増やす作戦を検討しましょう。

執筆者

えいじ@naeco.jp この記事を書いた人

メーカー系情報システム部門出身の個人事業主。
自作するのが好きですぐに試したくなる、凝り性なWebエンジニア。
カラーミーショップ、モールなどのECについて記事にしています。

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